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印相占いとは:やり方の手順や結果の見方

印相占いは文字通り印鑑のデザインや印面などで運勢や吉凶を判断する占いです。印鑑は古来より「首と引き替え」と称されるほど重要視され、現在でも公私共に大事な文書に使用するアイテムとして親しまれています。印相占いでは印鑑を見て運気を読むほか、印相を意識した印鑑を用いることで開運効果にも期待できるとしています。

今回は、そんな印相占いの特徴や印相の見方、注意点などについて解説いたします。

印相占いとは

印相占いとは印相占いとは、印鑑の作りや文字体などを元に吉凶や運気などを読む占いです。古代から印鑑には使用者のパワーや魂などが宿ると考えられ、中国の春秋時代に活躍した孔子も「人は印なり、印は人なり」という名言を遺しています。日本に印相がもたらされたのは平安時代頃で、有名な陰陽師である安倍晴明がその普及に関わっていたといわれています。江戸時代には庶民の間にも印を重要視する風潮が広がり、「印型占い」や「判はんじ」などという名称で印相を判断するようになったそうです。その流れは現在にも受け継がれ、印相は運命を方向づける要素の一つとして役立てられています。

印相占いの特徴

印相占いの特徴は印鑑を1つの宇宙と捉え、九星や方位学などを取り入れて運気を読む点です。特に有名なのが「八方位」という考え方で、文字通り印鑑の円を8つに区分けしてそれぞれに運気や九星などを割り当てています。

印相占いの八方位について

運気 九星 身体の部位
出世・成功 九紫火星 心臓・頭部・目
仕事・愛情 二黒土星 腹部・皮膚
金運・社交 七赤金星 歯・呼吸器・婦人病
蓄財 六白金星 首・骨・胸
不動産・晩年期 一白水星 鼻・生殖器・腎臓
健康・家庭 八白土星 腰・腸・関節
発展・事業 三碧木製 指・足・舌
才能・商い 四緑木星 手・肩・神経

印相占いでは上記の八方位を元に物事を占うことになります。仕事運を知りたい場合は仕事運にあたる八方位を、家庭運をみたい場合は家庭運を示すエリアをチェックします。八方位には人体の部位を示す要素もありますので、健康面を細かく知りたい際にも参考になるでしょう。

印相占いには印鑑のデザインなどによって開運を開けるという考え方もあります。例えば、姓名判断で凶となる画数の名前であっても、印相を工夫することによって吉に転じることが可能としています。印相を利用することで特定の分野(仕事運・恋愛運など)の運気を上げることもできるようです。また、印相を取り入れた印鑑は八方位などに使用者の姓名や生年月日などの運気を反映させているため、より開運につながる効果が期待できるともいわれています。

印相占いのやり方と準備するもの

印相占いのやり方と準備するもの印相占いでは普段使用している印鑑の印相を調べることができます。ここでは印相をおおまかにチェックする方法をご紹介しますが、より詳しく占いたい場合は印相専門の占術師に鑑定してもらうことをおすすめします。

準備するもの

● よく使う印鑑
● 朱肉、印鑑を押す紙

やり方の手順

手順1.印鑑の材質をチェック

印相占いで吉とされている材質は象牙や柘植・水牛など。凶とされているのは水晶やルビーなどの宝石印や貴石印などで、これらの材質は欠けやすく悪い運気を溜めやすいといわれています。また、夫婦の場合は二人が使用する印鑑の材質が異なると夫婦円満になりにくいとされています。

手順2.印鑑の形をチェック

印鑑が小判型の場合は努力しても金運や運気に恵まれにくい、真四角型の場合は対人関係に恵まれないなどといわれています。また、「三文判」と呼ばれる出来合いの印鑑は「三文の価値しかない人生」とも呼ばれ、出世や発展に乏しくなると評されています。

結果の見方

つづいて印鑑を紙に押し、押した印鑑の輪郭や文字などを見てみましょう。特にチェックしたいのは以下の点です。

欠けた部分がある

印の輪郭や文字に欠けた部分がある-代表的な凶相印と呼ばれ、特に災いが生じやすい印相といわれています。欠けた部分の八方位の運勢に影響が出るともいわれています。

文字がななめ

名前を斜めに彫っている-斜め彫りの印鑑は鬼門を向いていることから別名「鬼門の印」とも呼ばれます。出世や金運、人間関係がスムーズにいかない恐れがあるようです。

空白が多い

文字より空間が多い-何事も不安定になりやすく、特に愛情面での問題が起こりやすい印相とされています。

輪郭が太い

輪郭が太く文字が細い-孤立しやすく、何事においても発展性が望みにくいといわれています。

輪郭と文字が接していない

輪郭と文字が接していない-八方位の運気を取り込むことができないとされています。

文字の字体

文字が楷書体・草書体・行書体である-印相占いでは篆書体が吉といわれています。篆書体は象形文字から作成された文体で、古くから印に使用されているほかパスポートの表紙などにも使用されています。

その他

印鑑を共有している-家族で印鑑を共有すると因縁や業を受け継いでしまうといわれています。特に、親のお下がりの印鑑は親以上の成功を望めないと評されています。

エグリ・模様が入っている-エグリとは印鑑の上下を区別する目印のこと。使用する上では便利ですが、印相では身体に傷を入れている状態と捉え病気や事故などにあいやすいとされています。模様入りの印鑑も同様です。

女性が使う印鑑-女性の場合、フルネームで印鑑を作ると我が強くなり縁談が遠くなるといわれています。また、縦彫りや斜め彫りも凶とされています。

なお、印相を意識した印鑑を作成したい場合は、印相占いの占術師や印相を取り入れた印鑑ショップなどに相談してみましょう。運気を上げたい分野がある場合は事前に伝えておくことをおすすめします。

印相占いの注意点

印相占いの注意点印相占いを取り入れた印鑑を作成する場合は戸籍上の名前や生年月日などの個人情報が必要になることがあります。また、これらの印鑑は希少な材質を使ったりオーダーメイドで作成したりすることが多いため価格にも注意しましょう。

印鑑の管理にも気を付ける必要があります。特に実印は財産そのものを表すため、むやみに持ち歩かず金庫などで保管するのが望ましいといわれています。なお、印面にすり減りや欠けが出てきた場合は印相にも変化が生じるため、使用している印鑑を随時チェックしておくことも重要です。

まとめ

まとめ印相占いでは使用している印鑑を鑑定するほか、運気を上げる印鑑を作る参考にもなります。重要な書類に用いるものだからこそ、パワーのある印鑑を使うことに意味があるのかもしれません。ぜひ印相占いを取り入れて運気アップに役立ててくださいね。