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梅花心易は当たる?占いのやり方は?

愛らしい見た目と甘く柔らかな香りが特徴の梅の花。そんな早春を代表する梅の花の名前がついた占いがあります。それが梅花心易(ばいかしんえき)と呼ばれる占いです。文字だけを見ると、なんだかとても可愛らしく少女が好んで行いそうな占い名ですが、実はちゃんとした歴史がある的中率の高い占い方法のひとつです。このページでは、そんな梅花心易はどんな占いなのか、特徴や占い方の手順など紹介していきます。

梅花心易とは

梅花心易とは易という文字がある通り、梅花心易は、中国で生まれた易占いのひとつになります。易占いには、梅花心易の他にも周易、断易と呼ばれる占いが伝わっており、このうち最も古い歴史を持つものが周易、そして次が断易、間が空いて梅花心易となります。易占自体には、4000年もの歴史があるのですが、その中で梅花心易は比較的新しい生まれの易占だと言えるでしょう。

梅花心易の誕生の歴史

梅花心易の誕生の歴史そもそも梅花心易が、どのように誕生したのかというとそれは偶然の産物だったのです。梅花心易は、中国の北宋時代に北宋の五子とまで言われた哲学者の邵康節が完成をさせました。その邵康節が易の勉強をしていたところに数匹のネズミが現れ気が散って勉強どころではなくなり、陶製の枕を投げつけたところ、なんとその破片に文字が書かれていたのです。その破片の文字には卯年の四月十四日、巳の時に鼠をみて破れるという予言が記されていました。それを不思議に思い、その文字を書いたという老人を捜しあて訪ねていくと老人は既に亡くなっており、家人から易書を受け取ったのです。

その老人は、いつ、邵康節が訪ねてくるという事を予言しており遺言として易書を託していたという事が分かりました。そして、その易書で勉強を重ねていたある日、梅の花を見てきた時にやってきた二匹の雀が枝を争う姿から易占をしたところ、翌日の夕方に隣家の女性が梅の枝を折ろうとしてケガをするという予言を的中させたのです。

後に彼の完成させたこの易占を、上記の出来事から意味付けて梅花心易と呼ぶようになったという訳ですね。

梅花心易の特徴

梅花心易の大きな特徴は、周易や断易のように筮竹やサイコロを利用する必要はないという点です。易占では、アイテムを使用して掛を出すのが占い方の基本となります。「道具を使わずに占おう!」「占いたい!」と思ったその時の周辺の目についたものを利用して計算をし掛を出すという斬新な方法なのです。これが梅花心易の最もポイントとなる特徴だと言えるでしょう。

梅花心易ではどんなことが占える?

梅花心易ではどんなことが占える?占える内容としては、他の易占いと同じで多種多様なことを鑑定することが可能となっています。吉凶といった運勢を占う事はもちろん、物事に対してはいorいいえの2択できっぱりと答えを出すことも出来ます。それだけではなく、何か決断しなければいけない事がある時、壁にあたり悩みを抱えている場合などのアドバイスとしても効果的な占いです。つまりただ、物事を当てるだけではなく、これからどうしていけば良いのかという答えを導き出せるという訳ですね。

梅花心易のやり方

梅花心易のやり方梅花心易講座は、道具が必要のない易占ですからとても手軽な占いのように思えます。ただ、実は道具を必要とせずに周囲のものから掛を出す梅花心易は、占う際には知識と経験に基づいた勘が重要となるものです。そのことを肝に銘じた上で占い方法についてみていきましょう。

準備するもの

道具が必要なく占いたいと思ったらその場で占えるのが梅花心易です。ですから、特に準備をする道具はありません。
 

占い方

梅花心易で占おうと思った時、身近にある数字に置き換えることの出来るものから掛の計算を行います。例えば近くの枝に留まっている鳥の数でも、公園で遊んでいる子供の人数でも構いません。何を選ぶかは、直感によるものと言えるでしょう。よく利用されるのは、年月日や名前の画数です。基本的に数字に置き換えられるものなら問題ありません。

計算方法は、例えば日時ならば年月日を足して8で割り上掛を出します。そして年月日に時を足して8で割り余りを出して下掛は年月日時を足して6で割り余りを出し変爻を導き出します。もちろん、年月日時だけではなく他の数字でも計算することが可能です。もし、文字などを利用する場合は少ない方を上掛、多い方を下掛としてください。

梅花心易をやる上での注意点は?

梅花心易の計算方法は、占う人によって微妙にやり方を変えて行うことが多いものです。初めは基本的な計算の仕方にのっとって行い、慣れてきたてから自分なりに試行錯誤してみると良いでしょう。

梅花心易の魅力とは

梅花心易の魅力とは占いは、答えを導き出すことが目的ですが、梅花心易は身の回りの何を使って占うか…と考えるところから楽しめるという魅力があります。経験すればするほど、この内容の占いならこの数字を使おうといういうように勘が働くようになり、また的中率も上がっていくものです。占い段階から楽しめるというのも、梅花心易の魅力だと言えるでしょう。また、色々なものから掛を出すことが出来るため、応用が利くというのも占い玄人にも人気がある理由です。道具も必要ありませんから、一度自分で行ってみるのも楽しいですよ。