占いは、何年も専門的に勉強する必要があったり、または霊力のような資質の有無が関係したりするものなどがほとんどですが、手軽に誰でもできる占いもあります。その代表的な占いが「コイン占い」です。コイン占いなら特別に勉強も必要がなく気軽に行うことができます。今回は、そんなコイン占いについて正しいやり方など紹介していきます。

コイン占いとは？

コイン占いは、名前からも分かるようにコイン、つまり硬貨を使用して行う占いです。コインを使用した占いと言えば、易占が思い浮かぶのではないでしょうか。コイン占いも易占と同じく卜占のひとつですが、周易や断易は勉強が必要ですし、誰でもすぐにできる訳ではありません。そんな易占を非常に単純に簡素化したものが、コイン占いだとも言えます。

コイン占いは、いつ誰が始めたのかは分かりません。しかし、易占いの考え方が根底にたり、かなり昔からある占い方法であることは間違いありません。

コイン占いの特徴

コイン占いは、誰でも簡単に占える故に、細かな占いには向いていません。しかし、占えるジャンルは多いのが特徴です。理由は、占いというよりもおみくじ的な側面が強い占い方法だと言えるからです。簡単に言えば、その人の大まかな運勢や物事の吉凶を判断する事のできる占いなのです。ですから、コイン占いではあなたの恋愛運も金銭運も仕事運も占うことができます。今日1日が全体的に良い日になるのか、それともついていない日になるのか、大凶日なのかなども占えます。

つまり簡易的なおみくじのように、大吉・中吉・小吉・凶といったように占いたい物事の吉凶が分かるということです。簡易的な占いだからこそ、様々な内容に応用することができると言えます。

逆にコイン占いでできないのは、たとえば恋愛運であっても運命の相手とはいつどこで出会えるのか、どんな人なのかといった詳細な内容についてになります。また、命占のようにどんな才能があるのか、どんな性格の持ち主なのかといった事も分かりません。

コイン占いの正しいやり方

コイン占いは、子供でもできるほど簡単な占いです。特別に覚えることもスキルも必要としません。以下のやり方を参考にすれば、すぐにでもコイン占いを始めることができますよ。

準備するもの

コイン占いで用意するものは、硬貨です。占い用のコインである必要はなく、お財布にはいっている硬貨で十分です。オススメは10円玉、もしくは100円玉にです。枚数は、コイン占いはコインを3枚使う方法、5枚使う方法、6枚使う方法などがあるので、やり方に合わせて必要な枚数を用意すると良いでしょう。ここでは3枚のコインを使ったやり方を解説していきます。

やり方の手順

やり方はとても簡単。

硬貨の裏表がきちんと分かっていないと、間違った結果を生み出してしまうので、裏表について確認しておきましょう。

結果の見方

硬貨を3枚使用した場合は、8通りのパターンがあります。組み合わせ的に、裏裏裏・表表表・裏裏表・裏表表の4パターンではないのか？と思われるかもしれません。ですが、コイン占いではコインの並び方も大切になります。どういう事かというと、表表裏と表裏表では意味が違うという事です。硬貨の裏表の枚数だけではなく、並び方も組み合わせるという事になるのですね。

3枚の硬貨を使った場合は全て裏の場合は大吉的な一番良い運勢になります。

硬貨の数が増えれば、組み合わせのパターンも多くなり、3枚よりも深い占いをすることも可能です。

日本の硬貨を使う場合

実は日本の硬貨には裏表がありません。厳密には裏表が決まっていません。日本の硬貨の場合は、大きく数字が描いてある方が裏となり、絵柄と日本国という記載があるほうが表になります。これは占いをする際の裏表のルールと覚えておきましょう。

コイン占いをやる上での注意点は？

コイン占いをする際は、用意する硬貨の種類はすべて同じものにしてください。例えば10円玉と100円玉を一緒に用いてはいけません。また、結果が気に入らないからと、同じ内容を1日に何度も占っても意味はありませんから注意しましょう。

コイン占いの魅力とは

コイン占いの魅力は、やはりその手軽さにあります。身近にある硬貨で運勢を占う事ができるのですから、簡単で親しみやすい占い方法ですね。ちょっとしたことの吉凶を占いたいというなら、コイン占いでも十分です。複雑な細かな占いはできませんから、気負うことなくトライしてみましょう。